Phusion RT-PCR Kit
旧Finnzymes社の全ての製品は現在Thermo Fisher Scientific のPCR製品ラインナップの一部として製造販売しています。
Thermo Scientific Phusion RT-PCR Kitは逆転写反応とPCRを2ステップで行うためのキットです。逆転写反応では、Moloney murine leukemia virus (M-MuLV) 逆転写酵素によりmRNAからcDNAを合成し、Phusion Hot Start II DNA PolymeraseによりPCRを行います。本酵素はAffibodyリガンドによる不活性化技術を採用したホットスタート用のPCR酵素で、あらゆるPCRアプリケーションに対応した正確性・スピード・高い特異性・高収量を兼ね備えた酵素です。
製品特長
- 逆転写反応とPCRを2ステップで行うRT-PCRキット
- M-MuLV逆転写酵素による高収量のcDNA合成
- Phusion Hot Start II DNA Polymeraseによる特異的・正確・高収量のPCR
- 至適化された簡便なプロトコル

図1 RT-PCRキットの性能比較
市販のRT-PCRキット(Phusion RT-PCR Kitを含む3種類)を用いて、短いDNA断片(192-1113 bp)のPCR増幅を行いました。ヒト骨格筋由来の全RNAからランダムプライマーを用いて逆転写反応を行った後、各キットに添付のhigh-fidelity DNA polymeraseにより、11個のターゲット配列のPCRを行いました。各ターゲット配列の長さが異なるため、最も低いアニーリング温度と最も長い伸長時間をサイクル反応条件に設定してPCRを行いました。Phusion RT-PCR Kitにより、11個全てのターゲット配列の高収量での増幅できました。また、他社のRT-PCRキットでは、全てのターゲット配列について収量が低いことが分かりました。Mのレーンは分子量マーカーです。

図2 Phusion RT-PCR Kitを用いたLong PCR
ヒト骨格筋由来の全RNA (50 ng)からoligo(dT)を用いて逆転写反応を行った後、dystrophin遺伝子断片(3.3 kb、6 kb、8 kb、10 kb)のPCR増幅を行いました。4つ全てのターゲット配列で増幅できました。Mのレーンは分子量マーカーです。
アプリケーション
ルーチンのRT-PCR、クローニングのための正確なcDNA合成、遺伝子発現解析
| コンポーネント | 濃度 | F-546S | F-546L |
| RT enzyme mix (M-MuLV RNase H+ + RNase inhibitor) | 1 x 40 µl | 1 x 200 µl | |
| 10x RT Buffer (includes 50 mM MgCl2*) |
1 x 1.5 ml | 1 x 1.5 ml | |
| Oligo(dT)15 primer | 100 ng/µl | 1 x 20 µl | 1 x 100 µl |
| Random primers (hexamers) | 50 ng/µl | 1 x 20 µl | 1 x 100 µl |
| dNTP mix | 10 mM | 1 x 40 µl | 2 x 100 µl |
| Phusion® Hot Start II DNA Polymerase | 2 U/µl | 1 x 10 µl | 1 x 50 µl |
| 5x Phusion® HF Buffer | 1 x 1.5 ml | 1 x 1.5 ml | |
| Control RNA with carrier | 10 ng MS2 RNA/µl 30 µg E. coli ribosomal RNA/ml |
1 x 20 µl | 1 x 20 µl |
| Control Primer Mix | 25 µM each | 1 x 20 µl | 1 x 20 µl |
| 製品番号 | 製品名 | 容量 | 価格 | MSDS |
| F-546S | Phusion RT-PCR Kit | 20反応 | ¥16,300 | BID-Z002 BID-Z004 BID-Z034 |
| F-546L | Phusion RT-PCR Kit | 100反応 | ¥66,000 |



