Ultra-Thin Wall PCR プレート/チューブ
旧Finnzymes社の全ての製品は現在Thermo Fisher Scientific のPCR製品ラインナップの一部として製造販売しています。
Thermo Scientific Ultra-Thin Walled (UTW) テクノロジーは特許申請中の射出成形法です。本法により、従来は実現できなかった極めて薄く均一な壁を持つPCRプレート・チューブの成形が可能になりました。UTWテクノロジーにより成形されたポリプロピレン製のPCRプレート・チューブの壁厚は従来の半分(0.15 mm)であるため、サンプルブロックと反応液間の熱伝導速度が速まり、Piko Thermal CyclerやPhusion High Fidelity DNA Polymerase とともに超高速PCR実現の一翼を担っています。
製品特長
- 0.15 mm超薄壁のPCRプレート・チューブ
- 差が0.0005インチ以内の均一な壁厚
- 短時間でのダイレクトPCRなど特殊なアプリケーションに使用可能

図1 UTWテクノロジーにより従来の半分の壁厚のPCRプレート・チューブ
UTWテクノロジーにより成形されたPCRプレート・チューブの壁厚は、従来のPCRプレート・チューブよりも薄く均一です。

図2 UTWプレート・チューブはサンプルブロックと反応液間の熱伝導速度が著しく向上
サンプルブロック温度が98℃から61.5℃に変化する場合(PCRで変性温度からアニーリング温度に移行する場合を想定)のサンプル(30 µl)の熱プロファイルを、校正済みの小型サーミスタで測定しました。UTWチューブと比べて、従来のチューブでは目標温度になるまで10秒以上のタイムラグがありました。



