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HyClone無血清培地は、ヒト用および動物用のバイオ医薬品、診断薬およびバイオ農産物の生産など、数々のバイオテクノロジー分野のさまざまな用途に利用可能です。天然型に近い生物製剤の製造に対する関心が高まっていることから、HyClone無血清培地は、哺乳動物細胞および無脊椎動物細胞の基本的な培養のサポートに主眼を置いています。こうした基本的な培養の重要な用途の例が組換えタンパク質、モノクローナル抗体、遺伝子療法用ウイルスベクターおよびウイルスワクチンの発現等です。現在、真核生物細胞培養を利用したバイオ医薬品の研究開発および製造の大部分がこれらの用途に関係しています。
Metabolic Pathway DesignTMアプローチを利用して開発されたHyClone無血清培地は、各種細胞の培養において優れた性能を発揮します。この開発プロセスからは、基本的な各細胞の収率を向上させるための無血清培地の開発を目的としています。
現在HyCloneシリーズには、ハイブリドーマ、NS0、昆虫、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)、PER.C6®、HEK 293、MDCK、MDBK、COS-7およびVeroの各細胞培養用の無血清培地があります。無血清培地の使用には、時間と経費の節約になる次のような利点があります。
特長
- プレスクリーニング血清ロットが不要
- 規制文書作成の負担を軽減
- 一貫した培地性能
- ダウンストリームの精製関連問題を軽減
*PER.C6はCrucell NV社の登録商標です。
Metabolic Pathway DesignTM
細胞培養におけるThermo Scientific HyClone無血清培地の高い性能は、我々のMetabolic Pathway Design技術を利用して達成されています。この培地開発アプローチは、細胞の増殖期および産生期における細胞生産性を最大化します。培地開発におけるこの広範囲の研究から、培養細胞に受容可能な形態で栄養を一貫して供給する製品が生まれています。
Metabolic Pathway Designアプローチ:
- 代謝老廃物の蓄積と栄養供給のバランスを保持
- 組換えタンパク質の産生に不可欠な栄養素の有効量を算出
- 細胞膜を介した輸送を容易にする複合脂質とリン脂質を規定
Metabolic Pathway Designを利用して無血清培地を開発することで、細胞増殖の促進および生産性向上に必要な栄養素を対象とする細胞系に提供することができます。



