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QuantaRed Enhanced
Chemifluorescent HRP Substrate 

ELISA化学蛍光HRP基質

ピコグラム低域のELISA検出が可能な西洋ワサビパーオキシダーゼ(HRP)用の化学蛍光基質です。ADHP (10-Acetyl-3,7-dihydroxyphenoxazine)の化学蛍光は文献などで既に報告されている反応ですが、QuantaRedではADHPの感度と蛍光収率を向上させる技術(特許申請中)を用いています。ADHPは非蛍光物質ですがHRPと反応すると水溶性の強い蛍光物質レゾルフィン(Ex/Em = 570/585 nm)を生じます。長波蛍光による検出では(青や緑の)自家蛍光による阻害を受けにくく、生物試料での目的分子の定量に理想的な蛍光基質になります。さらにレゾルフィンは570 nmでの吸光測定による定量も可能です。特別な組成のQuantaRedには化学増感剤が使用され最高の感度と検出下限側の優れた線型性を実現(図2, パネルB)しています。高い量子収率とモル吸光係数により、化学発光(増感法)と同等、他社化学蛍光基質よりも高感度な検出(図3)が可能になります。

製品特長:

  • ピコグラム低域からフェムトグラムの検出感度
  • 生物学的試料の自家蛍光による阻害を最小限に抑える赤色蛍光(Red-Shifted)
  • 既存の蛍光フィルターに対応、特殊なフィルターは不要
  • バッファー調製不要
  • 反応停止液により、安定な蛍光シグナルが4時間以上継続
  • 570 nmでの発色検出も可能

quanta red #1

図1. QuantaRed反応産物レゾルフィンの吸収・蛍光スペクトル

quanta red #2

図 2 A

quanta red #3

図2B

図 2 A および 2B ピコグラム低域でのQuantaRed検出穴マイクロプレート(黒色)の全穴を 1 ug/ml Mouse anti-Human IL-17 (#ESS0030) によりコーティング、ELISA Blocker Blocking Bufferによりブロッキングした。検量線作成用の組換え型ヒトIL-17標準品と試料(PHA刺激/未刺激の末梢血単核球)を添加して、1時間のインキュベーションを行った。300 ul洗浄液(PBS/Tween)により各穴を3回洗浄、ビオチン標識マウス抗ヒトIL-17抗体を濃度0.1 ug/mlで添加、1時間インキュベーションした。3回の洗浄後、1:2000希釈のUltra Streptavidin-HRP (#ESS0030 キット内容物)を調整して各穴に添加、30分間のインキュベーションを行った。各穴をPBSにより洗浄後、QuantaRed反応液を調整して100 ul毎を各穴に添加して5分間インキュキュベーション、QuantaRed反応停止液により反応停止した。蛍光シグナルはTecan Safire Fluorometer を使用してEx/Em = 560/590 nmで検出した。組換え型ヒトIL-17の検出域は8-5,000 pg/ml (パネルA)、検出下限は1.6 pg/ml (160 fg, パネルB)となった。線型回帰からPHAで未刺激の末梢血単核球サンプルでのヒトIL-17量は1.6 pg/ml、PHAで刺激した末梢血単核球サンプルでは16.5 pg/mlと算出された。

製品情報
Cat # 製 品 名 容 量 参考価格 MSDS
15159 QuantaRed Enhanced Chemifluorescent HRP Kit ¥58,000 BID-P070
Sufficient reagents to perform 10 x 96-well Assays
Substrate Contains: QuantaRed ADHP
Concentrate, 1 ml
QuantaRed Enhancer Solution, 50 ml
QuantaRed Stable Peroxide Solution, 50 ml
QuantaRed Stop Solution, 10 ml