Reversible Protein Stain Kit

究極の可逆的メンブラン染色試薬

可逆的メンブラン染色法であるPonceau Sを使用したポンソー染色はウェスタンブロットでのメンブラン染色で最も理想的な染色法とされてきました。実際にポンソーSを染色に使用していてポンソー染色の欠点に気付いている研究者は、自作のポンソー染色液や市販品で見られる欠点を克服したPierce MemCode Reversible Protein Stainを気に入るはずです。

MemCode Reversible Protein Stainsには、現在使用されているポンソー染色法に比べて、明らかな利点が幾つかあります。表1ではPonceau S と MemCode Reversible Protein Stainsを比較しています。 現在、MemCodeが最も理想的なメンブラン染色法であることに疑いの余地はありません。

表1  理想的メンブラン染色法に必要な評価基準に基づいたMemCodeとPonceau Sの比較
MemCode Reversible Protein Stain Ponceau S Reversible Stain 理想的な可逆的メンブラン染色法
改善された色素結合活性、より高い検出感度 (検出限界:25 ng) 低い色素結合活性, 低い検出感度 (検出限界:250 ng) 理想的な可逆的メンブラン染色法
ターコイズブルーのバンド 赤色バンド 広範囲のタンパク質に対する高い色素結合活性, ナノグラム低域での検出感度、撮影に適した青色領域に吸収スペクトルを持つバンド
ターコイズブルーのバンドは退色せず、かつ必要に応じて簡単に色素除去 染色バンドは数時間で退色 プロトコルを開始するまで安定な染色バンド
標準染色時間: 30 秒、低pHでの洗浄により速やかにバックグランド除去 標準染色時間: 5 minutes バックグランドが殆ど無い迅速な染色

製品特長

  • 試薬の調製や希釈が不要なready to use タイプ
  • (不可逆な)Coomassie Blueによるメンブラン染色と同等、多くのタンパク質は25 ngから検出可能
  • 30秒以内の発色と増幅されたウェスタンブロット上での目的タンパク質の検出能
  • 核酸・糖・脂質などの生体分子からの干渉を受けないタンパク質特異的な染色
  • 染色と脱染色(バックグランド除去)は併せて15分間以内に完了、(タンパク質に結合した)色素除去は10分間以内に完了
  • ターコイズブルーのバンドによる、良好な(写真)文書化と生物的発色団に影響を受けない青色領域(600-650 nm)での吸収スペクトル
  • バンドの退色を心配せずに電気泳動データを保存可能
  • HRPやAPを使用した一般的な化学発光または発色検出のウェスタンブロッティングを阻害しない可逆的メンブラン染色
  • ウェスタンブロッティングで一般的に使用されるバッファー、界面活性剤、有機溶媒に対応
  • ニトロセルロースメンブランのポアサイズに影響を受けず、0.2 µm や 0.45 µmのいずれのメンブレンで使用可能

Reversible protein-stain #2

図1 MemCode Reversible Protein Stain と Ponceau S 染色の比較
未染色の分子量マーカーミックスの添加量を減量しながら2枚の4-20% Tris-glycine-SDS PAGEゲル (レーン 2-10)に等しく添加、電気泳動に供した。両ゲルはニトロセルロースメンブランに通電により転写した。ブロットAはMemCodeによる30秒間の染色後、プロトコルに従い脱染色した。ブロットBは5% 酢酸水溶液中の0.1% Ponceau Sにより5分間染色した。MemCodeで染色されたマーカータンパク質は第8希釈系列まで視覚的に検出されたが、Ponceau Sで染色されたマーカータンパク質に関しては第5-6希釈系列までの検出となった。
レーン1; Pierce Blue Protein MW Marker Mix (Product # 26681)

Reversible protein-stain #3

図2 ニトロセルロースメンブラン上でのGSTライセート染色によるMemCodeとPonceau Sの比較
GSTライセートの添加量を増量しながら2枚の4-20% Tris-glycine SDS PAGEゲルに等しく添加、電気泳動に供した。両ゲルはニトロセルロースメンブランに通電により転写した。ブロットAはMemCodeによる30秒間の染色後、プロトコルに従い脱染色した。ブロットBは0.1% Ponceau Sにより5分間染色して脱染色した。MemCodeで染色されたマーカータンパク質は視覚的に優れた検出結果となった。
レーン1: GSTライセート アプライ量5 µl
レーン2: GSTライセート アプライ量10 µl
レーン3: GSTライセート アプライ量15 µl
レーン4: Pierce Blue Protein MW Marker Mix (Product # 26681)

Reversible protein-stain #4

図3 MemCodeとPonceau SによるGST染色の比較
精製GST(レーン1-7)を2枚の4-20% Tris-Glycine-SDS-PAGEゲルに等しくアプライし、両ゲルはニトロセルロースメンブランに転写した。パネルAのメンブレンはMemCode染色プロトコルにより、30秒染色した。パネルBは0.1% Ponceau Sにより5分染色し、標準的なプロトコールにしたがって脱染色した。レーン1: 25 ng, レーン2: 50 ng, レーン3: 100 ng, レーン4: 200 ng, レーン5: 300 ng, レーン6: 400 ng, レーン7: 500 ng, レーン8: MW marker.

Reversible protein-stain #5

図4 MemCode染色・脱染色・色素除去に続くGSTの化学発光検出によイムノブロット
精製GST(レーン1-7)を2枚の10% Tris-Glycine-SDS-PAGEゲルに等しく添加した。両ゲルはニトロセルロースメンブランに通電により転写した。コントロールメンブラン(パネルA)はMemCodeで未処理、パネルBのメンブランにはMemCodeプロトコルに従った染色・脱染色・色素除去ステップを行った。両ゲルはAnti-GSTでプローブして、goat anti-rabbit IgG-HRP conjugate との反応後、Pierce SuperSignal West Dura Substrate (U.S. Patent # 6,432,662)により検出した。レーン1: 125 pg, レーン2: 250 pg, レーン3: 500 pg, レーン4: 1 ng.

MemCode Reversible Protein Stainプロトコール

Reversible protein-stain #6

(注)MemCodeはメンブランの種類に依存します。メンブランの種類に合わせて使用してください。

製品情報
Cat# 製 品 名 容 量 参考価格 MSDS
24580 MemCode Reversible Protein Stain Kit- for Nitrocellulose Membranes
Sufficient material for 10 (8 cm x 8 cm) nitrocellulose membranes
Kit ¥23,000 BID-P222
BID-P228
MemCode Reversible Protein Stain 250 ml
MemCode Destain 2 x 500 ml
MemCode Stain Eraser 250 ml
24585 MemCode Reversible Protein Stain Kit for PVDF Kit ¥25,000 BID-P222
BID-P228
MemCode Sensitizer 250 ml
MemCode Reversible Stain 250 ml
MemCode Destain 1 L
MemCode Stain Eraser 250 ml