660 nmタンパク質定量法
Bradford法の弱点を克服した新しいタンパク質定量試薬
Pierce 660 nm Protein Assay試薬は、独自開発の「色素 - 金属複合体」を用いることで、Bradford法の簡便さと界面活性剤耐性を兼ね備えたタンパク質定量試薬です。
特徴
- 高濃度の界面活性剤、還元剤を含むサンプルの測定が可能
- 電気泳動サンプルを直接定量可能*
- 検量線の優れた直線性により、精度の高い測定が可能(図1)
- すぐに使用できる室温保存
- Bradford法と同様に、簡便な実験操作
- 長波長**での測定によりバックグラウンドの低減
* Ionic Detergent Compatibility Reagent(IDCR)との併用が必要
** 645~670 nmで測定可能

図1. Pierce 660 nm Protein Assay と Quick Start Bradford Protein Assay の線型性比較
BSA 標準品を使用して、テストチューブ法により評価しました。Pierce 660 nm Protein Assay (青)では 25-2,000 μg/ml の範囲で直線性が得られたのに対し、Bradford Assay (赤)は 125-1,000 μg/mlの範囲でのみ定量可能であることがわかりました。
反応原理は?
色素-金属-複合体(非公開)の酸性溶液中でのタンパク結合による、複合体の赤から緑への変色を利用しています。変色により吸収スペクトルが変化して 660nmに吸収を持ちます。色素は主にタンパク質のヒスチジン・アルギニン・リシンなどの塩基性アミノ酸に結合、またチロシン・トリプトファン・フェニルアラニンにも(弱く)結合します。

図2. ウシ血清アルブミンへの結合による色素-金属複合体の吸収スペクトルの変化
340から800nmにおけるPierce 660 nm Protein Assay Reagentの吸収スペクトルの測定をVarian Cary spectrophotometerを使用して行った。試薬は成分非公開の色素-金属複合体で、酸性条件下でタンパク質に結合、吸収極大がシフトする。


図3 および 図 4 試験管法およびマイクロプレート法での典型的な吸収曲線
パネルA, 試験管法: ウシ血清アルブミン 25-2,000 μg/ml およびウシガンマグロブリン 50-2,000 μg/ml の検出における線型領域を示した。各複製標準品の平均吸光値からは複製ブランク(control)の平均吸光値を差し引いた。
パネルB, マイクロプレート法:
ウシ血清アルブミン 50-2,000 μg/ml およびウシガンマグロブリン 50-2,000 μg/ml の検出における線型領域を示した。各複製標準品の平均吸光値から複製ブランク(control)の平均吸光値を差し引いた。
| Cat.# | 製品名 | 容 量 | 価格 | MSDS | |
| 22660 | Pierce 660 nm Protein Assay Reagent テストチューブ法 500 回分、マイクロプレート法 5,000 回分に充分な試薬を含む |
750 ml | ¥27,000 | BID-P157 | |
| 22662 | Pierce 660 nm Protein Assay Kit テストチューブ法 300 回分、マイクロプレート法 3,000 回分に充分な試薬を含む |
Kit | ¥36,500 | BID-P157 BID-P154 |
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| Pierce 660 nm Protein Assay Reagent Pre-Diluted Protein Assay Standards, 125- 2,000 μg/ml Bovine Serum Albumin (BSA) Set |
450 ml 3.5 ml, each |
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| 22663 | Ionic Detergent Compatibility Reagent | 5 x1 g | ¥17,500 | ||




