miRNA FAQ

お客様からいただくご質問をまとめました。
その他ご質問などございましたら、 製品問い合わせ先ページよりお願いいたします。

Q1: miRNAに関する文献情報はありますか。

こちらの文献リストを参照ください。

Q2: miRIDIAN microRNA MimicあるいはmiRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorのカスタム製品を注文することはできますか。

できます。サーモフィッシャーサイエンティフィックではカスタムmiRIDIAN製品を提供しています。カタログにないmiRNAについても、お客様からいただいた情報をもとにmiRIDIAN製品をデザインして提供いたします。また、カタログに記載のmiRIDIAN製品を含めて、各種の修飾を行った製品も提供できます。詳細についてはテクニカルサポートまでお問い合わせください。

Q3: miRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitor と2'-O-メチルRNAオリゴとの違いは何ですか。

miRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorは、内在性のmiRNAの機能を阻害するようにデザイン・化学修飾された単鎖のRNAオリゴです。miRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorは、成熟型miRNAを特異的にターゲットとします。成熟型miRNAに対するアンチセンスである2'-O-メチルRNAオリゴよりも機能性に優れ、機能がより長時間持続します。詳細は製品カタログをご覧ください。

Q4: miRIDIAN製品の機能は実験的に確認済みですか。

特定のmicroRNA(複数種)に対するmiRIDIAN microRNA Mimic およびmiRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorの実際の機能性については、プラスミドベースのレポーターシステムにより、数種の細胞株において確認しています。この確認では、ナノモル濃度領域(50 nM以下)の低い濃度、ルシフェラーゼレポーター系を用いています。実際の至適濃度は、個々のmiRIDIAN microRNA Mimic およびmiRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorについて、細胞株ごとに実験的に決める必要があります。濃度と時間を変えた予備実験をおすすめします。予備実験での推奨時間は24、48、72 時間、推奨濃度は100 nM、50 nM、10 nM、2 nM、0.4 nMです。実際には、5-10 pMから20 μM までの領域で機能することが確認されています。miRNAは生体内での発現量が多い場合もあれば、発現量が低い場合もあり、全く発現していないこともあります。他のmiRNAと協調的に作用することもあります。このため、内在性miRNAの発現量に応じて、異なる濃度のmiRIDIAN microRNA Hairpin InhibitorおよびMimicを検討していただき、実験系ごとに適切な濃度を決めてください。miRIDIAN microRNA MimicおよびmiRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorを用いたmiRNAの機能解析については、テクニカルノートを参照ください。

Q5: miRIDIAN microRNA MimicおよびmiRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorの使用例を記載した文献はありますか。

Product LiteratureからApplication Notesの項目をご覧ください。

Q6: miRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorは2'-O-メチルRNAオリゴですか。

miRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorは、2'-O-メチルRNAと同様の利点をもつ独自のRNAアナログで、生物学的安定性、ハイブリダイゼーション効率、配列特異性が向上しています。miRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorは、同様に独自の特別な化学修飾をもつRNAアナログです。

Q7: miRIDIAN microRNA Mimicの平均分子量はいくつですか。

14,100 g/molです。

Q8: miRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorをペネトラチン(penetratin)と共に用いることはできますか。

ペネトラチンを結合したInhibitorについて実際に検証したことはありませんが、そのような結合が機能しなかったという情報はありません。

Q9: miRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorの平均分子量はいくらですか。

18,500 g/molです。

Q10: miRIDIAN microRNA MimicあるいはmiRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorを再溶解するとき、どのようなバッファーを使えばいいですか。

miRIDIAN microRNA MimicおよびmiRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitor、各種コントロール製品は、通常のRNAオリゴと同様の条件で取り扱いできます。弊社の1X siRNA buffer(5X siRNA bufferから希釈)は、miRIDIAN製品の再溶解および保存に適しています。中性付近のpHに緩衝された他のRNAseフリーのバッファーも使うことができます。

Q11: miRIDIAN microRNA MimicおよびmiRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorの最適なデリバリー法は何ですか。

miRIDIAN microRNA MimicおよびmiRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorは、一般的な脂質ベースのトランスフェクション試薬やエレクトロポレーションにより導入することができます。最適な導入法と条件はお使いの細胞株ごとに異なりますが、他の低分子核酸(例えば単鎖オリゴやsiRNAなど)を導入する際と同様の導入方法と条件が使えます。
MimicやInhibitorを細胞に導入するにはDharmaFECTを使うことができます。DharmaFECTについては、トランスフェクションする細胞株ごとに最適なプロトコルがありますが、至適条件は濃度と時間を変えた予備実験により決定してください。予備実験での推奨濃度は100 nM、50 nM、10 nM、2 nM、0.4 nM、推奨時間は24、48、72 時間です。至適条件は各MimicやInhibitorについて、それぞれの細胞株において実験的に決定する必要があります。

Q12: miRIDIAN microRNA Hairpin Inhibitorsによる阻害の持続時間はトランスフェクション後どのくらいですか。

阻害の持続時間は、各細胞株における成熟microRNAの発現量に依存します。miRIDIAN Hairpin Inhibitorは化学修飾により安定化されており、阻害は通常48時間以上持続します。社内の実験では、トランスフェクション後に少なくとも96時間は機能しています。お客様の実験系での阻害時間については、予備実験により確認することをおすすめします。

Q13: in vivoにてmiRNAの機能を阻害する製品はありますか。

miRNA inhibitorのin vivo使用については、現在のところ弊社では情報がありません。文献検索などにより、他のin vivo実験を参考にしていただくことをおすすめします。文献検索にはPubMedHighWireが便利です。また、下記の文献もご参照ください。
1) Krützfeldt, J., N. Rajewsky, R. Braich, K. G. Rajeev, T. Tuschl, M. Manoharan, and M. Stoffel. (2005) Silencing of microRNAs in vivo with 'antagomirs'. Nature. 438(7068):685-9

2), Christine Esau, Scott Davis, Susan F. Murray, Xing Xian Yu, Sanjay K. Pandey, Michael Pear, Lynnetta Watts Sheri L. Booten, Mark Graham, Robert McKay, Amuthakannan Subramaniam, Stephanie Propp, Bridget A. Lollo, Susan Freier, C. Frank Bennett, Sanjay Bhanot, and Brett P. Monia.(2006) miR-122 regulation of lipid metabolism revealed by in vivo antisense targeting. Cell Metab.3(2):87-98.