残留農薬
食品中の残留農薬への国民の関心は高く、政府はポジティブリスト制(一律基準; 0.01 ppm)を平成18年に導入し、約135の農作物分類と799農薬等(動物用医薬品、飼料添加物含む)について約100,000の残留基準が設定されました。これらの農薬を一斉に高感度で定量・定性するうえでGC/MSやLC/MS/MSは効果を発揮しています。これら分析技術はメタミドホス等の農薬でも活躍しています。
昨今、食品の産地偽装が大きな問題になっていますが、同位体比質量分析計やICP-MS、ICP発光分光分析器を使うと、産品固有の同位体比・元素比を「指紋」として、偽装を暴くことができます。産地の環境や生産方法・工程に影響を受ける同位体比や元素比は、産品ごとに固有の組合せになるので、真正品のデータベースと比較することで判別できます。また、これらの装置では天然魚/養殖魚や香料等の天然品/合成品の判別等も可能で、食品の安全性と信頼性の向上に貢献しています。
※「同位体比」とは…同じ元素で、原子核中の陽子数が同じで中性子数が異なるものの割合。
異物分析
食品の異物混入は、食品の安全性・健全性の両面から食品事業者が注意を払わなくてはならないことの一つです。確認された食品中の異物(合成樹脂や結晶)は、赤外線吸収分析(FT-IR)やラマン分光分析によって種類を判定することができます。また異物を起源とした異臭などはGC/MS分析による定性・定量を、微量元素の異物分析には原子吸光分析計やICP発光分析装置など用いることで元素組成を分析できます。
メラミン混入
有害物質メラミンが混入された乳製品等が各国の市場に流通したことは国際問題に発展しています。このメラミンはGC-MSやLC-MS/MSにより定性・定量されます。
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2010年03月25日
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2009年09月14日
Timed-SRM機能を用いた農薬の多成分一斉分析法 -
2009年07月01日
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2009年05月22日
TurboFlowとLC-MS/MSによる蜂蜜中抗生物質及び残留農薬分析ケーススタディー
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2009年05月27日
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